北秋田市議会 > 2017-12-19 >
12月19日-04号

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  1. 北秋田市議会 2017-12-19
    12月19日-04号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    平成29年 12月 定例会       平成29年 北秋田市議会12月定例会会議録                      (平成29年12月19日)第4日目  平成29年12月19日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  松尾秀一         2番  山田博康     3番  三浦倫美         4番  佐藤光子     5番  大森光信         6番  小笠原 寿     7番  佐藤文信         8番  吉田仁吉郎     9番  板垣 淳        10番  黒澤芳彦    11番  中嶋洋子        12番  武田浩人    13番  福岡由巳        14番  佐藤重光    15番  長崎克彦        16番  久留嶋範子    17番  松橋 隆        18番  庄司憲三郎    19番  堀部 壽        20番  関口正則2、欠席議員は、次のとおりである。    なし3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     石川博志 財務部長     河田浩文   健康福祉部長   齊藤 修 市民生活部長   佐藤 浩   産業部長     九嶋 巧 産業部政策監   佐藤 進   建設部長     中嶋健文 教育次長     松橋久司   会計管理者    木村元紀 消防長      中嶋 誠   総務課長     小松正彦 総合政策課長   小笠原吉明  財政課長     金澤 誠 市民課長     畠山 誠   福祉課長     石上和彦 医療健康課長   石崎賢一   農林課長     浅村武則 上下水道課長   近藤 豊   教委総務課長   金澤聡志 建設課長     西根弘樹4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     佐藤 誠   次長       小坂竜也 副主幹      柳谷重光5、会議事件は、次のとおりである。       平成29年 北秋田市議会12月定例会議事日程                               (第4)     開議日程第1 総務文教常任委員長報告日程第2 議案第94号 北秋田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第95号 北秋田市職業総合研修センター条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第128号 北秋田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について日程第5 陳情第51号 核兵器禁止条約に署名・批准を求める意見書採択についての陳情について日程第6 意見書案第5号 核兵器禁止条約に日本政府の署名・批准を求める意見書の提出について日程第7 陳情第52号 消費税を10%に増税することを中止することを国に求める意見書採択に関する陳情について日程第8 継審陳情第49号 「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情について日程第9 意見書案第6号 「全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出について日程第10 市民福祉常任委員長報告日程第11 議案第100号 平成29年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第12 議案第101号 平成29年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第13 議案第105号 平成29年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第14 議案第106号 平成29年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第3号)日程第15 議案第107号 平成29年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)日程第16 議案第112号 北秋田市中村地区コミュニティセンター指定管理者の指定について日程第17 議案第113号 北秋田市阿仁養護老人ホームもろび苑指定管理者の指定について日程第18 議案第114号 北秋田市軽費老人ホーム(A型)大野台エコーハイツ指定管理者の指定について日程第19 議案第115号 ことぶき荘指定管理者の指定について日程第20 議案第116号 北秋田市地域福祉センター指定管理者の指定について日程第21 議案第117号 もろび苑指定通所介護事業所指定管理者の指定について日程第22 議案第118号 サポートハウスたかのすの指定管理者の指定について日程第23 議案第119号 北秋田市森吉生活支援ハウス指定管理者の指定について日程第24 議案第120号 北秋田市合川高齢者生活支援施設指定管理者の指定について日程第25 議案第121号 補助器具センターたかのすの指定管理者の指定について日程第26 議案第122号 サテライトステーションつづれこの指定管理者の指定について日程第27 議案第123号 もろびこども園指定管理者の指定について日程第28 議案第124号 フードセンターたかのすの指定管理者の指定について日程第29 議案第125号 北秋田市障害者生活支援センター指定管理者の指定について日程第30 議案第130号 平成29年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第31 議案第131号 平成29年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)日程第32 議案第132号 平成29年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)日程第33 議案第136号 平成29年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)日程第34 議案第137号 平成29年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第4号)日程第35 陳情第53号 国民健康保険都道府県単位化に係る秋田県への意見書提出の陳情書について日程第36 陳情第54号 「介護保険制度の改善、介護報酬の引き上げ、介護従事者処遇改善と確保を国に求める」意見書提出の陳情書について日程第37 意見書案第7号 「介護保険制度の改善、介護報酬の引き上げ、介護従事者処遇改善と確保を国に求める」意見書の提出について日程第38 産業建設常任委員長報告日程第39 議案第96号 北秋田市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例の制定について日程第40 議案第97号 北秋田市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例の制定について日程第41 議案第98号 北秋田市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について日程第42 議案第102号 平成29年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第3号)日程第43 議案第103号 平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)日程第44 議案第104号 平成29年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第45 議案第108号 平成29年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)日程第46 議案第109号 平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について日程第47 議案第110号 市道路線の廃止について(小ヶ田~処理場線外8路線)日程第48 議案第111号 市道路線の認定について(小ヶ田~処理場線外8路線)日程第49 議案第126号 北秋田市妖精の森の指定管理者の指定について日程第50 議案第127号 北秋田市アグリハウス指定管理者の指定について日程第51 議案第133号 平成29年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第4号)日程第52 議案第134号 平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)日程第53 議案第135号 平成29年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第54 議案第138号 平成29年度北秋田市水道事業会計補正予算(第3号)日程第55 議案第139号 平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について日程第56 陳情第55号 米の生産費を償う価格下支え制度を求める陳情について日程第57 意見書案第8号 米の生産費を償う価格下支え制度を求める意見書の提出について日程第58 陳情第56号 種子法廃止に伴う万全の対策を求める陳情について日程第59 意見書案第9号 種子法廃止に伴う万全の対策を求める意見書の提出について日程第60 議案第99号 平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)日程第61 議案第129号 平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第8号)日程第62 同意第9号 北秋田市米内沢財産管理委員の選任について日程第63 同意第10号 北秋田市前田財産管理委員の選任について日程第64 発議案第14号 道路整備予算の拡充等を求める意見書の提出について日程第65 発議案第15号 総務文教常任委員会所管事務調査について日程第66 発議案第16号 市民福祉常任委員会所管事務調査について日程第67 発議案第17号 産業建設常任委員会所管事務調査について日程第68 発議案第18号 議会運営委員会所管事務調査について追加日程第1 決議案第1号 議長の不信任決議提出について       閉会 ○議長(松尾秀一)  おはようございます。 ただいまの出席議員数が定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。   (開議)                    (10時00分) ○議長(松尾秀一)  初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長関口正則) 関口 正則君登壇) おはようございます。 本日9時から議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 本日の議会運営委員会においては、当局から説明員として総務部長総務課長の出席を求め、北秋田市米内沢財産管理委員の選任について、北秋田市前田財産管理委員の選任についての2件の人事案件について追加提案の説明を受けたほか、議員発議として、道路整備予算の拡充等を求める意見書の提出についてを日程に追加することとし、議事日程採決方法などについて確認をいたしました。 協議の結果、議事日程及び議案等の採決方法については、お配りしました議事日程(案)及び別紙採決方法資料(案)のとおりとさせていただきたいと思います。 以上でございますが、議会運営につきましては、よろしくご協力をお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(松尾秀一)  これより日程順に沿って、各常任委員長報告を……     (「議長」の声) ○議長(松尾秀一)  8番 吉田仁吉郎議員。 ◆8番(吉田仁吉郎)  動議を申し上げたいと思います。議長の不信任動議でございます。 ○議長(松尾秀一)  続けて、どうぞ。 ◆8番(吉田仁吉郎)  緊急動議で、提案者と賛成者2人の署名を得ておりますので。 ○議長(松尾秀一)  お名前は。 ◆8番(吉田仁吉郎)  提案者、吉田仁吉郎。賛成者、福岡由巳、それから山田博康でございます。 ○議長(松尾秀一)  ただいま議長不信任決議案の動議が出されましたけれども、それに対する賛同者の挙手をお願いいたします。     (賛同者挙手) ○議長(松尾秀一)  ただいま議長不信任決議案の動議が出されました。 会議規則第16条の規定による所定の賛同者がおりますので、動議は成立いたしました。 お諮りします。 本件につきましては、直ちに日程に追加し、追加日程第1として議題といたします。 また、私ごとでございますので、私は退場いたしますので、議長を副議長にお願いいたします。よろしくお願いします。 それでは、暫時休憩いたします。     (議長 松尾 秀一君退場)   (休憩)                    (10時05分) ○副議長(長崎克彦)  再開いたします。   (再開)                    (10時07分) ○副議長(長崎克彦)  ただいま議長の不信任決議案が提出されましたので、追加日程第1として取り計らって進めてまいりたいと思います。 それでは、提案者、8番 吉田仁吉郎議員から提案の理由を求めます。 8番。 ◆8番(吉田仁吉郎) 吉田仁吉郎君登壇) 今さらの感があるわけでございますけれども、私ども、松尾議長を推挙した者として、あえて議長の不信任案を提出をしたいと思います。 平成25年に議長に就任以来、議長の職務を行ってきたところであります。しかしながら、途中から身体に異変が発生し、定期的な医療を余儀なくされ、議会の職務の遂行に支障が来してきました。議長は議会を代表し、いかなるときにも対外的にも職務を行う必要があります。今まで松尾議長の良識を信じ、みずからの身を処されるようやってきましたけれども、この身の処し方について、みずからそれを辞するということはしてこなかったわけです。 そうしたことから、議長の良識を信じ、みずからの身を処して、我々が望んでいたけれども、これに至ってこなかったわけであります。そこで、私は北秋田市議会として、この時点で議長の不信任案を出すことは極めて残念でございますが、一つのけじめとして、ここに今お話しした議長の職務が遂行できてこなかった、具体的に申し上げますと、定期的な身体のそういう状況があるということの中から、それができなかったのが甚だ残念でございます。そういう観点から、不信任を提出するものであります。 以上です。 ○副議長(長崎克彦)  提案者の提案の理由の説明が終わりましたので、これより質疑を受けたいと思いますが、質問ある方は挙手を願います。 7番 佐藤文信議員。 ◆7番(佐藤文信)  今、提案理由の説明がありました。今までの経緯についてもお話ありましたが、具体的なものがほとんど出てきませんでした。漠然としたといいますか、一般的にというふうな発言のほうが適切かなと思いますが、その事案でもって不信任案について提出されたということですけれども、具体的な事例も改めてお願いいたします。 ○副議長(長崎克彦)  どうぞ。 ◆8番(吉田仁吉郎) 吉田仁吉郎君登壇) 先ほども話ししました身体的なことで大変恐縮だと、こういうお話ししました。 途中から結局、週に3回も医療機関に行くと、そうすることによって、議長の職務というのは市長と大体同じといえばいいかな、そういう形の中でいろいろな場面に出て、議会を代表して述べなければならないわけであります。それが1週間のうちに3日もいないということは、それの職務が遂行できていないと、こういうことでございます。 例えば、いろいろな機関の会議などいろいろあるわけですが、そういうことにも出席が懸念されてきております。そうしたことから、やはり北秋田市の議会の顔としてやっぱり、副議長もいるのではないかなと、こういうこともあるわけです。それはそのとおりでございますけれども、恒常的に出られないということであるから、そこら辺はやっぱり北秋田市の顔としてはうまくないなんじゃないかと、こういうことでございます。 以上です。
    ○副議長(長崎克彦)  ほかに。 7番 佐藤文信議員。 ◆7番(佐藤文信)  恒常的というふうなお話がありました。確かに1週間に3回というふうなことは、一般的でありますけれども、ただ公務として週3日のかかわった部分で、公務として明らかに北秋田市なり、北秋田市議会に不具合が生じたというふうな事例が、私は具体的にということはそういうふうなことをお話しをしたつもりであります。 特に、副議長の話もありました。当然、いろんな身体そのままの人であっても、いろいろな事情で副議長さんに変わっていただくということは往々にしてあるわけですので、特別そういったことで議会が停滞したとか、そういうふうなことが私はなかったのではないかなと思っておりますので、その点について具体的にあれば、ご指摘していただきたいなと思って先ほどお話ししました。 ○副議長(長崎克彦)  答弁。 ◆8番(吉田仁吉郎) 吉田仁吉郎君登壇) ただいまのいろいろな会議、これまでの会議、議長報告として実は提出されるわけだ。そうすれば、いろんな項目が並んできて、そうすれば、議長が全てこれに出席していたなという感じを、恐らく皆さん方は受けていると思うけれども、あの中でも3分の1は出席はしておらないわけでありますから、そうした中でやっぱり北秋田の議長、顔として、やっぱりこれはうまくないんではないかと、こういうことでございますので、そこら辺をよろしくお願いします。 ○副議長(長崎克彦)  ほかに。 9番 板垣議員。 ◆9番(板垣淳)  私は議会の手続上の問題についてお伺いします。 提案者から不信任決議提出と理由については、今、口頭でお話がありましたので、そのことについてはわかりましたが、これは文書で議長に提出されましたでしょうか。 ○副議長(長崎克彦)  提案者。 ◆8番(吉田仁吉郎) 吉田仁吉郎君登壇) 文書は用意しておりますけれども、提出はしておりません。 発議の文書とそれから中身の決議ということはきちっと持っておりますけれども、議長に対してはまだ出しておりません。 ○副議長(長崎克彦)  9番 板垣議員。 ◆9番(板垣淳)  ちょっと私もめったにないことなので、その議会手続上のことが全部頭の中に入っているわけではありませんが、私の認識では、動議の場合は口頭で済む動議もありますが、この不信任決議にかかわる動議については、文書で提出しなきゃいけないというふうになっていたような気がします。そのことについて、提案者はどう思っているか、お答え願います。 ○副議長(長崎克彦)  提案者、吉田議員。 ◆8番(吉田仁吉郎) 吉田仁吉郎君登壇) 実は、議会運営委員会やる前に準備はしてきましたけれども、時間的な処理が間に合わなくて、一応全部整っておりますけれども提出しなかったと、こういうことでございます。議会の手続の関係で言われると、ちょっと私自身わからないわけですので。 ○副議長(長崎克彦)  ほかに。 9番 板垣議員。 ◆9番(板垣淳)  私も間違いなくこうだと言える強いものが今はっきりわかりませんが、議長、提案者もよくわからないということでしたので、議長の判断において事務局と相談するなりして、これが議会の手続上、正規なものなのかどうか確認してから進めていただきたいと思います。 ○副議長(長崎克彦)  暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時18分) ○副議長(長崎克彦)  再開いたします。   (再開)                    (10時18分) ○副議長(長崎克彦)  議長不信任案、今出されている動議云々ということの手続上の問題等で今、質問ありました。 よって、いろいろ文献があるわけですが、議長不信任案動議としては、口頭で動議を提出しというふうになっておりますし、それから3人以上というか、1人が提案者、2人が賛同者というふうなことになっていますので、そういう形で受理をして進めているという状況でございます。 次に、質疑ございますか。よろしいですか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  質疑なしと認めます。 それでは、これから討論に入りますが、吉田議員、席にどうぞ。 それでは、ただいま不信任決議案に対して反対の立場の討論から始めます。 ありませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ないと認めます。 それでは、賛成の立場の方。 2番 山田博康議員。 ◆2番(山田博康) 山田 博康君登壇) ただいまの提案に対する賛成の立場での討論をさせていただきます。 改選後の議長選任に当たりまして、私自身は今の松尾議長を推挙した人間であります。ながら、今回、今まさに、その任期満了とするときにおいて不信任案をということについては、違和感をお持ちの方も当然あろうかと思います。 しかし、私は今提案者であります吉田議員が申し上げましたように、これは人間でございますから常時健康であれば、それに越したことはないわけですけれども、一応ここ半分以上にわたりましては、健康上の理由から十分なというか、本来しなければならない議事を、職務を欠くような事態に至っております。それは結果的に今、議会がこの地域における非常に少子化であるとか、高齢者の問題であるとか、課題山積の中で、議会と当局は車の両輪であらなければならないという状況の中において、議会としての十分な機能を果たしてきただろうかということを考えれば、議長に与えられた職責、職務というものは非常に大きいものがありますと僕は思います。そういう意味では、十分果たし得なかった。それが結果的には、市民の間から北秋田市議会は何をしているんだと、また議員OBからも、あなた方、今、何をしているんだと、こういう批判を受けるに至っては、私はやはり自分自身もその責任の一端を当然あるわけですし、そう感じながらも、議長としての責任の重さということを考えれば、当然、その途中で自分の健康上のことを考えれば、みずから身を引いていただけるものをかすかに期待してきたわけですけれども、そういう状態の中で、任期満了するということについて、議会人としてあなた方は何をしてきたのかということを問われたとき、的確な弁明ができないという意味で今回この不信任を提出に至りました。 申すまでもなく、改選後の議長選に当たっては、9対11という非常に際どい僅差の中で選出されました。そして、選任された後、定期的に支持した人方で、議会運営について、そして町政課題について、情報交換しようという約束をしたはずでございますけれども、1年ほど3回ぐらいやりましたけれども、その後一切そういうことがないままに今日ここに来てしまいました。 まず、議会として、当局のいろんな要請について、きちっとしたチェックをするのがやっぱり議長の職務であります。具体的に申し上げれば、マタギの里観光株式会社指定管理の指定において、議会として全会一致でその案を否決した経緯がございます。議長は、こういう当局からの提案に対しては、少なくとも議会とのコンセンサスをとって進めるべきでありますけれども、まさに全会一致で否決されたということは、そもそも議長が議長としての職務を遂行していなかったということに尽きるのではなかろうかなと思います。 そしてまた、今回のケアタウンの問題にしても、当局からの申し出をただ受けるだけで、それは具体的な内容等についての確認等を一切しておらないということ等においても、議会運営をつかさどる議長としての職務においては十分な働きをしておらないということも、僕は不信任に値するのではなかろうかなというふうに考える次第であります。 くどくなりますけれども、来年の3月で私たちのこの議会は解散されて新しい議員構成になります。しかし、今までの4年間、間もなく過ぎようとする4年間のような北秋田市の議会であってはならないという思いを込めて、自分、僕自身がどうなるかわかりませんけれども、自戒を込めてやはり議会はこうあるべきだということを示す意味でも、今回その不信任を提出させていただきながら、議会のあるべき姿を一つ追求していくことが必要ではなかろうかなと思っております。 最後になりますけれども、支持した者としての不信任を提出するというのは非常に忍びがたい思いがありますけれども、支持しなかった皆さん方におかれては、今までのこの間もなく過ぎようとする4年間の議事運営がよしとすれば結構でございますけれども、私はそういう意味で良識ある皆さん方の判断を期待しまして、賛成者としての討論を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、反対の立場の討論を求めますが、ありますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ないと認め、賛成者の立場。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡 由巳君登壇) ただいま提案されております松尾議長不信任決議案に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。 提案については、健康問題について提案の理由になっておりますけれども、提案の理由以外に私から討論をつけ加えさせていただきたいと思います。 申すまでもなく、議長は議会の活動を主宰し、議会を代表する人であります。そして、議長の権限として議会の代表者及び事務統理者としての立場と、もう一つは会議の主宰者としての立場がございます。具体的に申し上げますと、第一に今、山田議員も発言されましたが、今般の在宅複合型施設ケアタウンたかのすの民間移管をする計画について、報道では、私たち議会人は議会軽視ということで批判をしてまいりました。そして、市長はこれに対して、本意ではない、おわびを申し上げると陳謝し、理解を求めた上で、公募に関しては撤回をいたしました。振り返ってみますと、この件に関しては、今後とも非常に進行の仕方については心配される点があるわけでありますが、私は今回のこのケアタウンの問題については、議会としての議長の職務はもっと迅速に取り計らいながら議会の総意をまとめて、そして当局に接していく必要があったと私は考えます。 これの特徴的なことが、先ほど山田議員も討論の中で話しされていましたけれども、さきのマタギの里観光開発株式会社の議案に関しましては、議長が議案を受けて、そして全会一致で否決で返す、これは議会と行政との信頼関係からすれば、あってはならないことであります。やはり議案について非常に問題あるとすれば、私は議長として、その問題については、行政に取り下げさせるというようなことが私は必要であったと考えるわけであります。 また、6,000万円の貸し付けの問題もありますけれども、これは1年後、総務省の指摘により債務負担行為を発生させるというようなこともありましたが、私は議長が率先してリーダーシップを発揮するということでは、これらの点についても私はもっとアクションを早目に起こすということが必要であったと思います。 第2点目は、条例、規則、先例集など、諸規則の適用の誤りであります。 北秋田市議会基本条例は、本市議会にとって非常に大切な条例であります。適切な運用が求められるわけであります。私は、この4年間、無会派議員として議員活動を最後まで務めたいと思っているわけでありますけれども、この基本条例第4条には次のように記載されております。議員は議会活動を行うため、会派を結成することができる。つまり、結成しなければならないということではありません。いわゆる議員個々人の活動が尊重されなければならないという精神が、この基本条例の中にうたわれているわけであります。したがいまして、第3条には、その活動の仕方等について記載されているわけであります。 また、会議規則について申し上げますと、これまでも幾度か申し述べてきましたが、会議規則第117条、委員外議員の発言の運用についてもいまだ改善されておりません。この議長のリーダーシップからして、私は今回のこれまでの点について改善をしていくということが必要だと思っております。 第3点目は、北秋田市議会申し合わせ事項であります。 これは議会の総意によるものではありませんでした。この申し合わせ事項は、条例や会議規則等と関連させないで作成した部分が随所に見られるわけであります。 1例だけ指摘させていただきます。冒頭の1番であります。議員活動、議員の登退庁について、①議員は本会議または委員会開会の15分前までに登庁するものとするという記載があります。現在どうなっているでしょうかと申すまでもなく、これは議長の議事整理権にあり、議長が適切に措置していけば、これで済むことであります。したがいまして、この申し合わせ事項の中身については、詳細に吟味する必要があると痛感しているわけであります。この申し合わせ事項については、これは議長の責任は重いものと指摘せざるを得ません。これも早急に廃止すべきと考えるところであります。 以上、3点申し上げてきましたが、改選期を間近に控えている中、これまで諸先輩が築いてきた議会の歴史を検証しながら前進することを願い、そして次の議員の方々に引き継ぐために、検証をしながら進めていくということを願いながら、今回の不信任決議案に賛成をいたします。どうぞご賛同をよろしくお願いいたします。 ○副議長(長崎克彦)  以上で討論を終わります。 これより本案を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認めます。 よって、この採決は無記名投票をもって行うことに決定いたしました。 議場の閉鎖を命じます。     (議場閉鎖) ○副議長(長崎克彦)  ただいまの出席議員は19名であります。 立会人を指名いたします。会議規則第31条2項の規定により、立会人に、3番 三浦倫美議員、17番 松橋 隆議員、19番 堀部 壽議員の3議員を指名いたします。 投票用紙を配付させます。     (投票用紙配付) ○副議長(長崎克彦)  投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  なしと認めます。 投票箱を点検させます。     (異状なし) ○副議長(長崎克彦)  異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 念のため申し上げます。本案に賛成の議員は賛成と、反対の議員は反対と記入の上、点呼に応じて順次投票願います。 なお、白票及び多事記載または判読不可能なものは反対、つまり否として取り扱います。 それでは、点呼を命じます。 事務局長。     (事務局長の点呼に応じて順次投票) ○副議長(長崎克彦)  投票漏れはございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。立会人の立ち会いをお願いいたします。     (開票) ○副議長(長崎克彦)  投票の結果を報告させます。 事務局長。 ◎事務局長(佐藤誠)  投票の結果を報告させていただきます。       投票総数       18票         有効投票     18票         無効投票      0票       有効投票中    賛成 4票                反対14票 以上であります。 ○副議長(長崎克彦)  ただいま事務局長から報告のあったとおりであります。 よって、本案は否決することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○副議長(長崎克彦)  暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時48分) ○議長(松尾秀一)  それでは、再開いたします。   (再開)                    (10時49分) ○議長(松尾秀一)  私から一言申し上げます。 先ほどいろんなお話がありました。そういうことは頭に入れながら、残された期間、副議長さんの補佐、また皆さんのご協力を得ながら、粛々と職務を全うしたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 それでは、続けます。 これより日程順に沿って、各常任委員長報告を行います。 付託事件については、各委員会の審査の経過と結果の報告を求めるものでありますが、「議案第99号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)」及び「議案第129号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第8号)」については、各常任委員長からの所管分の報告と委員長に対する質疑までを行い、採決は日程第60、日程第61で行いますので、あらかじめ申し上げます。 それでは、日程に入ります。 ○議長(松尾秀一)  日程第1「総務文教常任委員長報告」を求めます。 総務文教常任委員長。     (「議長、議事進行上、この日程なんですけれども」の声) ○議長(松尾秀一)  2番。 ◆2番(山田博康)  この追加日程で第1になっているから、この議事日程1というのは、これ順序送りしなきゃならないのではないか、ちょっと確認してください。 ○議長(松尾秀一)  暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時51分) ○議長(松尾秀一)  それでは、再開いたします。   (再開)                    (10時55分) ○議長(松尾秀一)  最初の不信任案については追加日程ということで、今のこれにはそのまま日程1ということで入りたいと思います。 それでは、日程に入ります。 ○議長(松尾秀一)  日程第1「総務文教常任委員長報告」を求めます。 総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長(佐藤重光) 佐藤 重光君登壇) おはようございます。 総務文教常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案3件、予算案2件、陳情2件、継審陳情1件の計8件であります。 これらの事件について、去る12月13日に審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第94号、北秋田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員から審査に当たり、「現行1年6カ月まで延長できるが、その期間内では、例えば1カ月や半年などの期間で何回でも延長できるのか」との質疑がありました。 当局からは、「延長は原則で1回で、再度の利用が可能になる例外のケースとして、子の傷病、障害等によって2週間以上世話をしなければならないといった特別な事情がある場合に限られる」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第95号、北秋田市職業総合研修センター条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第128号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、以上2件については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第99号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)≪所管分≫」ついては、委員から、「大綱質疑にもありました旧中央公民館の備品購入費について、可能な限り節約に努めるべきである。森吉庁舎について、産業部移転後のスペースを災害対策時に活用する場合、現在使っている椅子や机等の備品を使い切らなければならないほどの設備が必要なのか」との質疑がありました。 当局からは、「災害対策時に森吉庁舎を使用する際には、本庁舎に何かしら災害が起きて使えなくなったときを想定しており、災害対策本部を招集した場合、40人以上の職員が対策をとらなければならないため、現在使っている椅子、机等がそのまま使用可能となる。どちらかに寄せて保管し、有事の際には災害対策用に配置をつくり直す」との答弁がありました。 また、委員から、「伊勢堂岱遺跡の熊対策として、電気柵は4段のものを1,000メーター囲うということだが十分に安全が担保されているか、定点カメラの台数は8台の予定を5台に変更したため、3台分の監視エリアが狭くなったが問題はないのか」との質疑がありました。 当局からは、「電気柵によって熊の侵入は防げると考えている。電気柵の中が果樹園等で餌がある場合、下を掘って中に侵入することもあるようだが、遺跡であるため、そこまでの想定はしていない。また、カメラの数が減った分、見える範囲が減ったが、芝を刈り取る等のさまざまな対策をしており、見通しがよくなったため問題はない」との答弁がありました。 さらに、委員からは、「遺跡近くでかなり熊の数が生息していると思われるため、緩衝帯をできるだけ広くするということが重要ではないか」との質疑がありました。 当局からは、「世界遺産登録の関係から、縄文時代の風景を残しながら対策をするよう文化庁からの指導もある。木を全て切るのではなく、草刈り等で工夫して熊対策をやっていく必要がある」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第129号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第8号)≪所管分≫」については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、陳情について報告いたします。 「陳情第51号、核兵器禁止条約に署名・批准を求める意見書採択についての陳情について」は、採決の結果、全会一致で採択すべきものとし、意見書を提出することに決しました。 「陳情第52号、消費税を10%に増税することを中止することを国に求める意見書採択に関する陳情について」は、採択の結果、賛成少数による不採択と決しました。 「継審陳情第49号、「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情について」は、反対の立場から、「森林整備、環境については、国の責任を求めることが大切であり、住民の負担ということはせずに進めていくべきということから反対する」との討論がありました。また、賛成の立場から、「森林保有が非常に多い当市にあっては、地方の応分の負担をしながら、国の支出をふやすとともに、林業の活性化に向けたさらなる働きをしていくべきということから賛成する」との討論がありました。採決の結果、賛成多数により採択すべきものとし、意見書を提出することに決しました。 以上が総務文教常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  これより総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑をされる場合、議案等の番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(松尾秀一)  これより付託されました事件について採決を行います。 最初に、日程第2「議案第94号、北秋田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第3「議案第95号、北秋田市職業総合研修センター条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第4「議案第128号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」の3件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第94号、議案第95号、議案第128号の3件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第5「陳情第51号、核兵器禁止条約に署名・批准を求める意見書採択についての陳情について」、日程第6「意見書案第5号、核兵器禁止条約に日本政府の署名・批准を求める意見書の提出について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は全会一致により、陳情は採択、意見書案は意見書の提出であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第51号は採択、意見書案第5号は意見書の提出と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第7「陳情第52号、消費税を10%に増税することを中止することを国に求める意見書採択に関する陳情について」を採決いたします。 委員長の報告は賛成少数による不採択であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、委員長の報告に反対の討論、つまり陳情に賛成の討論から行います。 討論ございませんか。 3番 三浦倫美議員。 ◆3番(三浦倫美) 三浦 倫美君登壇) 3番、日本共産党議員団、三浦倫美です。 「陳情第52号、消費税を10%に増税することを中止することを国に求める意見書採択に関する陳情について」、陳情に賛成の討論をします。 増税に反対し、増税に反対しにくくするために社会保障や教育、子育てを増税の理由にするのは政治的な意図があり、フェアではないと思います。実際、消費税が導入されて以来、3%から5%へ、そして8%へと増税されるたびに、福祉のため、社会保障のためと言ってきたのに、国民の多くは福祉はよくなっていないと感じています。 政府の統計でも第2次安倍政権が発足後の2013年以降は、社会保障の自然増分がGDP比で毎年連続して減っているのが明らかになっています。安倍首相は、さきの10月の衆議院選挙の公約で全世代型の社会保障を掲げましたが、選挙が終わった途端、医療の分野では診療報酬の削減、75歳以上の窓口負担引き上げなど、介護の分野では要介護1、2の一部保険外しなど、子育ての分野では児童手当の削減などを発表しました。増税の口実に福祉のためと言いながら、実際には福祉を後退させるなどもってのほかです。 消費税8%から10%に増税した場合、5兆円が増税額になります。1人当たり年間約2万7,000円の増税です。4人家族では10万円以上になります。庶民の暮らしを苦しくさせる消費税に頼らなくても、5兆円を生み出すことは可能です。年収1億円を超える人の税率は引き下げられていますが、これをもとに戻せば1兆円、資本金10億円以上の大企業に優遇している税制を改めれば4兆円、合わせて5兆円になります。これらは、安倍政権前にやっていた水準に戻すだけなので無理はありません。 株や投機でもうけている大金持ちや400兆円も内部留保している大企業に応分の課税をし、庶民増税はやめるべきです。市民の暮らしが苦しくなり、地域経済がさらに疲弊してしまう消費税増税に賛成することはできません。私たち議員は市民の代表であり、市民の暮らしと地域をよくするために、この陳情に賛成するのは当然だと思います。皆様のご賛同をお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、委員長の報告に賛成の討論、つまり陳情に反対の討論はございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ほかに討論はございませんか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡 由巳君登壇) 「陳情第52号、消費税を10%に増税することを中止することを国に求める意見書採択に関する陳情について」、これに賛成の立場で、審査結果に反対の立場で討論を行います。 さきに行われました総選挙の際、安倍首相は解散の理由の一つとして、消費税10%の増税分の一部を教育、子育てに回すと突然言い出しました。この選挙戦、これも一つの政策として選挙戦を乗り切った形になりました。これは保育や教育の負担軽減という国民の切実な願いを人質にとって、2度も延期を余儀なくされた消費税10%を国民に押しつける増税宣言でありました。 消費税増税は日本経済を深刻な消費不況に陥れています。2014年4月に安倍政権が8%への消費税率引き上げを強行した結果、3年以上たっても個人消費は落ち込み、日本経済は低迷したままであります。こんなときに10%への消費税率の引き上げを強行するならば、8%への増税時を上回る個人消費への悪影響を与えます。個人消費の下落と低迷が日本経済をさらに悪化させるという経済の悪循環を加速します。 アベノミクスのもとで大企業は減税されてきました。異次元の金融緩和と株高政策で、富裕層は大もうけをしています。こうしたところに応分の負担を求める税制改革こそ実行すべきであります。したがいまして、消費税を10%に増税することの中止を求め、陳情を採択することを求めて賛成いたします。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  ほかに討論ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は賛成少数による不採択であります。 それでは、陳情についてお諮りいたします。 陳情に賛成の議員の起立を求めます。     (起立少数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立少数であります。 よって、陳情第52号は不採択と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第8「継審陳情第49号、「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情について」を採決いたします。 委員長の報告は賛成多数による採択であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、委員長の報告に反対の討論、つまり陳情に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡 由巳君登壇) 「継審陳情第49号、「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情について」、反対の立場で討論をさせていただきます。 まず、日本政府の国際的な約束でありますけれども、2020年の温室効果ガス削減目標を2005年度比で3.8%削減するとしています。温室効果ガス削減目標達成のためには、適切な森林整備により森林の温室効果ガス吸収量を増加させる取り組みが不可欠であります。 そして、森林は木材の供給源であるとともに、中山間地域の維持と国土の保全や水源の涵養など、公的機能を有し、そこで営まれる林業は地域社会を支える重要な産業と認識します。今、中山間地域の高齢化や担い手不足などを背景に森林の荒廃が進んでいます。森林の保全と林業の振興には国の役割が重要であることは言うまでもありません。 しかしながら、国の森林整備予算は、2008年度の1,624億円から2015年度の1,202億円へと8年間で422億円削減されました。必要なことは森林整備と林業対策において国の責務を明らかにし、国内林業の根幹に位置づけ、根本的な対策を講じることであります。同時に、温暖化の原因物質の製造者、排出者である企業の責任が問われなければなりません。そのことから、森林林業における地球温暖化対策の実行に必要な財源として、CO2の排出量に応じた負担となっている現在の地球温暖化対策税の拡充を図り、財源を賄うべきであります。 また、秋田県では、2008年度より秋田県水と緑の森づくり税として、個人年額800円を徴税しています。陳情の趣旨はほとんど同様であるものの、この陳情はさらに国土保全の担い手は市区町村としながら、増税あるいは二重取りと指摘されるような内容であります。したがって、この税の創設は国と企業の責任を免罪するものであり、この陳情には賛成することができません。 以上の反対の理由として申し上げさせていただきました。皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、陳情に賛成の討論を行います。 2番 山田博康議員。 ◆2番(山田博康) 山田 博康君登壇) 私は賛成の立場での討論をさせていただきます。 秋田県、特に当地域におきましては、森林面積が非常に大きな地域であり、そして行政区域そのものも非常に広大であります。しかし残念ながら、森林の価値というのは非常に低下してまいりまして、今、当地域においては、高齢化に伴う山林の放置とかという問題、それは結果的には、今議会でも非常に大きな話題になりました熊の出没であるとか、そういう住民の暮らしに非常に危急的な問題があります。 そういうことを解決するというか、意味でも、ただいま反対討論の中では、その税の二重課税とかということも言われましたけれども、私たち納税者の立場として、税金を、税を取られる以上、きちっとその目的に沿った使い方を監視していく責務が我々にもあります。私はこの税を創設することによって、我々地方だけじゃなくて、都市住民にも地方が置かれている状況をきっちり認識していただけるいい機会ではなかろうかなということを考えます。 そういう意味で、この地域の活性化に向けて、ぜひ必要な税ではなかろうかと思うし、また私たち議会人としても、その使い道について国会に対して強く要望活動をしながら、地域の活性化に向けて、さらなる取り組みをしていくという観点から、ぜひ創設に向けて進めていただきたいということで、賛成討論にかえさせていただきます。 ○議長(松尾秀一)  次に、陳情に反対の討論ございますか。 16番 久留嶋範子議員。 ◆16番(久留嶋範子) 久留嶋範子君登壇) 陳情に反対の討論をいたします。 CO2吸収による温暖化対策や保水力維持など、環境を守るために山に人手とお金をかけることには、私も大賛成であります。しかし、だから森林環境税をというのは短絡過ぎると考えます。その理由を3つ述べたいと思います。 1つは、二重課税の問題です。秋田県を含む37の府県で森林環境税と同じ税が既に導入されております。よって、全国知事会は各県独自の森林環境税との関係について、しっかりと調整することを強く求めるとの決議を採択し、国に意見書を上げてまいりました。しかし、その調整はなされておりません。税体系上、二重課税が好ましくないのは言うまでもないことで、我々議員が推奨してはならないと思います。 2つ目、秋田県の水と緑の森づくり税は、県民だけでなく、企業にも課税しております。温暖化の原因となる物質を発生させているのは、個人よりむしろ企業が多いからで課税するのは当然だと思います。ところが、今議題になっている森林環境税の政府与党案は、個人に課税するだけで法人への課税はありません。 3つ目は、対案です。2012年から地球温暖化対策税が導入されております。陳情の森林環境税も37府県の税も目的はほとんど同じで、先ほど二重税と言いましたが、三重課税と言ってもいいかもしれません。地球温暖化対策税は使途が明確でありますので、ほかの2つをこれに統一し、拡充させるのがよいと思います。 以上のように、この森林環境税には幾つもの問題がある上、国民の間に疑念を残したまま新税を導入するのは好ましくないと考えます。議員各位のご賛同をお願いして、討論といたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、陳情に賛成の討論を行います。 討論はございませんか。 ほかに討論はございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は賛成多数による採択であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、継審陳情第49号は採択と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第9「意見書案第6号、「全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出について」を採決いたします。 委員長の報告は賛成多数による意見書の提出であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、委員長の報告に反対の討論、つまり原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  次に、原案に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより本件の採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は賛成多数による意見書の提出であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、意見書案第6号は意見書の提出と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第10「市民福祉常任委員長報告」を求めます。 市民福祉常任委員長。 ◆市民福祉常任委員長(小笠原寿) 小笠原 寿君登壇) 市民福祉常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、予算案12件、単行議案14件、陳情2件の計28件であります。 これらの事件について、去る12月13日に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 初めに、予算案について報告いたします。 「議案第99号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)≪所管分≫」の主な内容につきましては、市民生活部関係では、債務負担行為補正のごみ収集運搬業務委託に関して、委員から、「来年度以降の収集体制や収集運搬業務に係る経費が変更となる部分があるのか」との質疑がありました。 当局からは、「収集業務については変更ありませんが、これまで一部組合で合川地区と森吉地区を収集していたものを合川地区だけとして、森吉地区は市で委託するものです。経費についてはこれまでどおりですが、森吉地区については、ごみの種類によっては収集の曜日が変更になる場合があります」、また、「来年度には、全ての地区が新たに更新となりますので、現在の収集日が変更となる地区も予定されております」などの答弁がありました。 次に、健康福祉部関係では、大綱質疑でもありました生活保護費における扶助費の増額補正に関して、委員から、「精神疾患での入院患者の増加見込みが含まれているとのことで、予測するには難しいとは思われるが、定期的な家庭訪問などアドバイスや対応の仕方によっては、入院までに至らないケースもあるのではないか」との質疑がありました。 当局からは、「定期的にケースワーカーがかかわっており、なおかつ近所の方々からの情報も得ておりますが、どうしても自身の生活が営めない状態に陥っておられる方については、医療機関を受診していただき、必要に応じて入院の方向になるもので、そのような方が一定以上に見られております」などの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第100号、平成29年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」、「議案第101号、平成29年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第105号、平成29年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、「議案第106号、平成29年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第3号)」、「議案第107号、平成29年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)」、「議案第129号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第8号)≪所管分≫」、「議案第130号、平成29年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第131号、平成29年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)」、「議案第132号、平成29年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)」、「議案第136号、平成29年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)」、「議案第137号、平成29年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第4号)」、以上の11件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、単行議案について報告いたします。 「議案第112号、北秋田市中村地区コミュニティセンター指定管理者の指定について」、「議案第113号、北秋田市阿仁養護老人ホームもろび苑指定管理者の指定について」、「議案第114号、北秋田市軽費老人ホーム(A型)大野台エコーハイツ指定管理者の指定について」、「議案第115号、ことぶき荘指定管理者の指定について」、「議案第116号、北秋田市地域福祉センター指定管理者の指定について」、「議案第117号、もろび苑指定通所介護事業所指定管理者の指定について」、「議案第118号、サポートハウスたかのすの指定管理者の指定について」、「議案第119号、北秋田市森吉生活支援ハウス指定管理者の指定について」、「議案第120号、北秋田市合川高齢者生活支援施設指定管理者の指定について」、以上の9件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第121号、補助器具センターたかのすの指定管理者の指定について」につきましては、大綱質疑でも指定管理者の管理運営期間に対して質疑がありましたが、委員から、「指定管理期間の相違に対する質疑に対して、入所施設が10年、それ以外の施設は5年に統一した旨の答弁であったが、この施設は答弁の内容と異なるため、その理由は何か」との質疑がありました。 当局からは、「施設によって期間が異なるものを基本的に統一する形にしておりますが、介護保険事業所は大きく3つの形態に分かれており、その中でもこの施設は異なる形態であることに加え、これまでも10年としていたことから、あえて短縮する必要もなく、特別な理由はありません」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第122号、サテライトステーションつづれこの指定管理者の指定について」につきましては、審査の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第123号、もろびこども園指定管理者の指定について」につきましては、大綱質疑でも指定管理者の変更に関する質疑がありましたが、委員から、「変更決定とする決め手となったポイントや今後の懸念材料についてはどのように捉えているのか」との質疑がありました。 当局からは、「児童養護施設の運営を初めとした障害児福祉分野での実績や利用者のバス送迎サービスに加え、障害児等療育支援事業を行っている事業所であることから、福祉、医療、教育機関とも連携がとれており、幼児期からの支援の有効性が選定委員会での評価のポイントとなったかと思います」、「施設の職員体制においても、現行の職員をそのまま配置したいとの意思表示をされており、情報共有も図られていることから、特に心配はしておりません」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第124号、フードセンターたかのすの指定管理者の指定について」、「議案第125号、北秋田市障害者生活支援センター指定管理者の指定について」、以上の2件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 なお、本委員会では、「議案第112号から125号の添付書類に対して、所管による添付書類の相違や個人情報保護の問題、収支計画の内容確認など、資料の内容検討と統一化を図った上で提案されたい」などの意見があったことを申し述べます。 最後に、陳情について報告いたします。 「陳情第53号、国民健康保険都道府県単位化に係る秋田県への意見書提出の陳情書について」につきましては、委員から、「陳情の方向性に対してはおおむね理解はできるが、5項目の内容などは必ずしも合致しない部分もあるため、趣旨採択とすることを提案したい」との意見がありました。また、委員から、「陳情内容のとおりであり、この陳情の一番の趣旨は意見書を上げてほしいとのことから、採択して意見書を上げるべき」との意見がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で趣旨採択とすることに決しました。 次に、「陳情第54号、「介護保険制度の改善、介護報酬の引き上げ、介護従事者処遇改善と確保を国に求める」意見書提出の陳情書について」につきましては、審査の結果、全会一致で採択とすることとし、意見書を提出することに決しました。 以上が市民福祉常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(松尾秀一)  これより市民福祉常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号等を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で市民福祉常任委員長報告を終わります。 ○議長(松尾秀一)  これより付託されました事件について採決を行います。 日程第11「議案第100号、平成29年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」、日程第12「議案第101号、平成29年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第13「議案第105号、平成29年度北秋田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、日程第14「議案第106号、平成29年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第15「議案第107号、平成29年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第16「議案第112号、北秋田市中村地区コミュニティセンター指定管理者の指定について」、日程第17「議案第113号、北秋田市阿仁養護老人ホームもろび苑指定管理者の指定について」、日程第18「議案第114号、北秋田市軽費老人ホーム(A型)大野台エコーハイツ指定管理者の指定について」、日程第19「議案第115号、ことぶき荘指定管理者の指定について」、日程第20「議案第116号、北秋田市地域福祉センター指定管理者の指定について」、日程第21「議案第117号、もろび苑指定通所介護事業所指定管理者の指定について」、日程第22「議案第118号、サポートハウスたかのすの指定管理者の指定について」、日程第23「議案第119号、北秋田市森吉生活支援ハウス指定管理者の指定について」、日程第24「議案第120号、北秋田市合川高齢者生活支援施設指定管理者の指定について」、日程第25「議案第121号、補助器具センターたかのすの指定管理者の指定について」、日程第26「議案第122号、サテライトステーションつづれこの指定管理者の指定について」、日程第27「議案第123号、もろびこども園指定管理者の指定について」、日程第28「議案第124号、フードセンターたかのすの指定管理者の指定について」、日程第29「議案第125号、北秋田市障害者生活支援センター指定管理者の指定について」、日程第30「議案第130号、平成29年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第31「議案第131号、平成29年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)」、日程第32「議案第132号、平成29年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第4号)」、日程第33「議案第136号、平成29年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第4号)」、日程第34「議案第137号、平成29年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第4号)」の24件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第100号、議案第101号、議案第105号、議案第106号、議案第107号、議案第112号から議案第125号、議案第130号、議案第131号、議案第132号、議案第136号、議案第137号の24件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第35「陳情第53号、国民健康保険都道府県単位化に係る秋田県への意見書提出の陳情書について」を採決いたします。 委員長の報告は賛成多数による趣旨採択であります。 これより本件に対する討論を行います。 初めに、委員長の報告に反対、つまり趣旨採択に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 9番 板垣 淳議員。 ◆9番(板垣淳) 板垣  淳君登壇) 意見書提出を求める陳情を趣旨採択し、意見書を提出しない。これで市民が理解できるでしょうか。我々は、古い議会を打破し、開かれた議会、わかりやすい議会にするために議会基本条例を制定したのですから、そのように努力しないといけないと思います。 そもそも趣旨採択という手法は、北秋田市議会会議規則にも全国標準会議規則にもありません。そこに定められているのは、1、採択、2、不採択に区分するということだけです。また、我々の必読本である議員必携や地方議会議員の手引にもありません。唯一、地方議会運営辞典には記載があります。次のように書いています。趣旨採択とは、あくまで便宜的であって曖昧な方法。議会の意思決定は採択か不採択の2種類しかないと書いています。言われているように、曖昧な方法はやめて、採択か不採択かはっきりさせるべきだと思います。 今、諮られている採決は、趣旨採択に対する賛否です。それに反対する人は原案に賛成なのか、反対なのか、意思表示する機会がありませんので、この場で述べさせてもらいます。意見書を提出しないということは不採択に近いということになりますが、私は次の理由から原案を採択するべきだと考えます。 以下、陳情書に書いてある要求項目5点を簡潔に述べます。 1、納付金を早く公表することについて。県のスケジュールがおくれて各市町村とも困っているので、早い公表が必要です。 2、保険料を上げないことについて。当市はことし値上げをし、市民から悲鳴が上がっているので、県に値上げを抑える対策を求めるべきだと思います。 3は、市の独自の権限を侵害しないこと。ご存じのように、地方自治法の冒頭部分は、地方自治の本旨に基づいてという言葉で始まっています。その地域のことはそこの人たちが決めるという、地方自治の最も大事な部分です。市と市議会の独自の権限を侵す動きには断固として立ち向かうべきだと考えます。 4、準備が整わない場合は延期も検討を。スケジュールがおくれているのは、ひとえに国と県の責任ですので是正対応を求めたいと思います。 5、国に財政措置を求めることについては、全国知事会も求めており、賛成です。 以上、原案賛成の立場から意見書を提出しない趣旨採択に反対の討論といたします。ご賛同をお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、委員長の報告に賛成、つまり趣旨採択に賛成の討論はございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、ほかに討論ございますか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡 由巳君登壇) 国民健康保険都道府県単位化に係る秋田県への意見書提出の陳情書、趣旨採択に反対し、陳情書に沿って意見書を提出すべきという立場で討論をさせていただきます。 いわゆる2018年度から、この国民健康保険税の制度が根本的に改定されるというふうに解釈してもよろしいかと思います。いわゆる現在の市町村に置かれているのが、都道府県単位化に移行していくということでありますので、この点について国はまだ具体的な制度について、予算も含めて示されていない、これが都道府県においても具体的に進められない現状になっているわけであります。 私は、住民の立場のさまざまなこの大きい問題にかかわる陳情に対しては尊重すべきと考えます。特に、国民健康保険税が対象者が少なくなって保険税が値上げしているというさなかの中で、この都道府県単位化になって今後どういうふうに推移していくかがまだ不透明であるときに、私は住民の意向を尊重する立場でこの意見書を上げていくということが求められているのではないかというふうに感じ、今回の意見書提出をするように趣旨採択に反対し、意見書提出を求めて討論をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  次に、趣旨採択に賛成の討論はございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は賛成多数による趣旨採択であります。 それでは、お諮りいたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、陳情第53号は趣旨採択と決定いたしました。 ここで昼食のため、1時まで休憩いたします。 訂正いたします。申しわけありません。 続けます。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第36「陳情第54号、「介護保険制度の改善、介護報酬の引き上げ、介護従事者処遇改善と確保を国に求める」意見書提出の陳情書について」、日程第37「意見書案第7号、「介護保険制度の改善、介護報酬の引き上げ、介護従事者処遇改善と確保を国に求める」意見書の提出について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告は全会一致により、陳情は採択、意見書案は意見書の提出であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第54号は採択、意見書案第7号は意見書の提出と決定いたしました。 ここで昼食のため、1時まで休憩いたします。   (休憩)                    (11時54分) ○議長(松尾秀一)  それでは、再開いたします。   (再開)                    (12時59分) ○議長(松尾秀一)  日程第38「産業建設常任委員長報告」を求めます。 産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(庄司憲三郎) 庄司憲三郎君登壇) 産業建設常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案3件、予算案10件、単行議案6件、陳情2件の計21件であります。 これらの事件について、去る12月13日に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第96号、北秋田市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第97号、北秋田市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第98号、北秋田市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」の以上3件については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第99号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)≪所管分≫」の主な審査内容について、農林課関係では、予冷施設導入事業補助金の減額の理由について質疑があり、当局からは、「当初、園芸メガ団地の関係で面積は拡大、出荷量の増大の対応として予冷施設導入予定であったが、生産者とあきた北央の出荷体制の見直しにより、現状の保冷施設での対応可能となったことによる減額である」との答弁がありました。 また、鳥獣被害防止総合対策交付金について、当局からは、「ことしは熊の出没が多い関係で、実施隊の賃金不足に伴い285万6,000円を見込んでおり、当初126万4,000円の予算であったため、不足分の159万2,000円を補正するもの」との説明がありましたが、委員からは、「各地区の実施隊の人数によって、また交付金は各地区に配分されるのか」との質疑があり、当局からは、「実施隊の人数は、鷹巣地区が52名、合川16名、森吉20名、阿仁34名で合計122名。また、地区ごとに有害鳥獣駆除に参加した延べ人数の実績報告に基づき、北秋田市鳥獣被害対策協議会へ交付するもの」との答弁がありました。 次に、商工観光課関係では、観光費の作業員賃金に関して、「5月末に国から指摘があり、財政当局と協議し、今回賃金を委託料にかえたということだが、もっと早い段階で対応できたのではないか」との質疑があり、当局からは、「今後このようなことがないように速やかに実施したい」との答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第102号、平成29年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第3号)」、「議案第103号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、「議案第104号、平成29年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、「議案第108号、平成29年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」、「議案第129号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第8号)≪所管分≫」、「議案第133号、平成29年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第4号)」、「議案第134号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」、「議案第135号、平成29年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、「議案第138号、平成29年度北秋田市水道事業会計補正予算(第3号)」の以上9件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、単行議案について報告いたします。 「議案第109号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について」、「議案第110号、市道路線の廃止について(小ヶ田~処理場線外8路線)」、「議案第111号、市道路線の認定について(小ヶ田~処理場線外8路線)」、「議案第126号、北秋田市妖精の森の指定管理者の指定について」、「議案第127号、北秋田市アグリハウス指定管理者の指定について」、「議案第139号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について」、以上6件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情について報告いたします。 「陳情第55号、米の生産費を償う価格下支え制度を求める陳情について」、「陳情第56号、種子法廃止に伴う万全の対策を求める陳情について」の以上の2件については、全て全会一致で採択すべきものと決し、意見書を提出することといたしました。 以上が産業建設常任委員会に付託されました21事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(松尾秀一)  これより産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号等を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上をもって、産業建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(松尾秀一)  これより付託されました事件について採決を行います。 日程第39「議案第96号、北秋田市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第40「議案第97号、北秋田市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第41「議案第98号、北秋田市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第42「議案第102号、平成29年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第3号)」、日程第43「議案第103号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、日程第44「議案第104号、平成29年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、日程第45「議案第108号、平成29年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」、日程第46「議案第109号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について」、日程第47「議案第110号、市道路線の廃止について(小ヶ田~処理場線外8路線)」、日程第48「議案第111号、市道路線の認定について(小ヶ田~処理場線外8路線)」、日程第49「議案第126号、北秋田市妖精の森の指定管理者の指定について」、日程第50「議案第127号、北秋田市アグリハウス指定管理者の指定について」、日程第51「議案第133号、平成29年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第4号)」、日程第52「議案第134号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」、日程第53「議案第135号、平成29年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、日程第54「議案第138号、平成29年度北秋田市水道事業会計補正予算(第3号)」、日程第55「議案第139号、平成29年度北秋田市農業集落排水事業特別会計への繰入について」の17件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第96号、議案第97号、議案第98号、議案第102号、議案第103号、議案第104号、議案第108号から議案第111号、議案第126号、議案第127号、議案第133号、議案第134号、議案第135号、議案第138号、議案第139号の17件は、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第56「陳情第55号、米の生産費を償う価格下支え制度を求める陳情について」、日程第57「意見書案第8号、米の生産費を償う価格下支え制度を求める意見書の提出について」、日程第58「陳情第56号、種子法廃止に伴う万全の対策を求める陳情について」、日程第59「意見書案第9号、種子法廃止に伴う万全の対策を求める意見書の提出について」の4件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致により、陳情は採択、意見書案は意見書の提出であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第55号、陳情第56号は採択、意見書案第8号、意見書案第9号は意見書の提出と決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第60「議案第99号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)」、日程第61「議案第129号、平成29年度北秋田市一般会計補正予算(第8号)」の2件を一括して採決いたします。 総務文教常任委員長、市民福祉常任委員長、産業建設常任委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第99号、議案第129号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第62「同意第9号、北秋田市米内沢財産管理委員の選任について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
    ◎市長(津谷永光) 津谷 永光君登壇) それでは、ご説明申し上げます。 同意第9号、北秋田市米内沢財産管理委員の選任について。 北秋田市米内沢財産管理委員に下記の者を選任したいので、同財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市米内沢字薬師下29番地、松橋 健、77歳。 北秋田市米内沢字薬師下72番地、奈良浩平、63歳。 北秋田市本城字館ノ下252番地1、金 晃咲、70歳。 北秋田市米内沢字根小屋110番地、武石良市、66歳。 北秋田市浦田字寄延8番地、石崎 稔、73歳。 北秋田市浦田字浦田20番地、高杉義博、68歳。 平成29年12月19日提出。北秋田市長 津谷永光。 提案理由でございます。 北秋田市米内沢財産管理委員の任期が、平成30年2月4日をもって満了するため、選任について提案するものである。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議はございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 採決の方法は簡易採決をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認め、同意第9号は同意することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第63「同意第10号、北秋田市前田財産管理委員の選任について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) 津谷 永光君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 同意第10号、北秋田市前田財産管理委員の選任について。 北秋田市前田財産管理委員に下記の者を選任したいので、同財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市根森田字仲ノ又55番地、三浦清成、73歳。 北秋田市小又字新屋布45番地、大渕邦三、67歳。 北秋田市阿仁前田字大道上174番地1、庄司精晴、65歳。 北秋田市阿仁前田字陣場岱40番地3、佐藤惠治、75歳。 北秋田市五味堀字五味堀23番地、春日俊克、68歳。 北秋田市桂瀬字下羽貫谷地37番地、白澤光慶、73歳。 平成29年12月19日提出。北秋田市長 津谷永光。 提案理由でございます。 北秋田市前田財産管理委員の任期が、平成30年2月4日をもって満了するため、選任について提案するものであります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 採決の方法は簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認め、同意第10号は同意することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第64「発議案第14号、道路整備予算の拡充等を求める意見書の提出について」、提案理由の説明を求めます。 20番 関口正則議員。 ◆20番(関口正則) 関口 正則君登壇) ご提案申し上げます。 発議案第14号。平成29年12月19日。北秋田市議会議長 松尾秀一様。 提出者、北秋田市議会議員 関口正則。賛成者、北秋田市議会議員 佐藤文信、同じく、松橋 隆、同じく、板垣 淳、同じく、大森光信、同じく、山田博康。 道路整備予算の拡充等を求める意見書の提出について。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。 提出の理由。 少子高齢化が急速に進行する一方で、地方は疲弊し、都市部との格差は拡大している。そのような中、地域活力の向上のため、地域間交流、また、産業や観光の推進を図るための輸送、供給手段として重要な役割を担う道路整備について安定した財源を強く求めるものである。 以上、ご提案申し上げますが、これにつきまして補足して説明いたしますと、道路整備予算の確保にあっては、鹿角市、大館市、能代市、そして北秋田市の北部4市議会で構成する秋田県北部市議会連絡協議会における共通の要望事項としても国や関係機関に要望しているものです。 道路整備においては、安定的、持続的な予算の確保が必須でありますが、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の規定による道路整備事業に係る国庫補助負担率のかさ上げ措置については、平成20年度から平成29年度までの10年間と期間が限定されております。本制度が平成30年度以降も継続するとともに、地方創生を果たすために必要な道路整備の推進が図られるよう、拡充、見直し等の措置を国に対して要望していかなければならないと考えており、別紙意見書(案)のとおり意見書を提出するものでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(松尾秀一)  これより提案者に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 これより採決をいたします。 本件を原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、発議案第14号は原案のとおりとし、意見書案については関係機関に意見書を提出することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  次に、日程第65「発議案第15号、総務文教常任委員会所管事務調査について」、日程第66「発議案第16号、市民福祉常任委員会所管事務調査について」、日程第67「発議案第17号、産業建設常任委員会所管事務調査について」、日程第68「発議案第18号、議会運営委員会所管事務調査について」の4件を一括して採決いたします。 なお、本件については、議案に記載の内容となっておりますので、ご確認願います。 それでは、採決いたします。 お諮りします。 本件はいずれも原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、発議案第15号から発議案第18号までの4件は、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 同時に、本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 これをもちまして、平成29年北秋田市議会12月定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 本定例会の閉会に当たり一言申し上げます。 議員各位並びに市当局のご協力により、無事12月定例会を終えることができました。ありがとうございました。今定例会で議論されましたさまざまな課題を解決するために、市民とともに歩んでまいりたいと考えております。 今年も残すところあとわずかになりました。皆様方におかれましては、本格的な冬を迎える時期になってまいりましたので、健康にはくれぐれもご留意されまして、よい新年を迎えられますようご祈念申し上げます。 ご苦労さまでした。   (閉会)                    (13時25分)右会議の次第内容は、正確であることを証するために、ここに署名する。  平成29年12月19日      北秋田市議会          議長      松尾秀一          副議長     長崎克彦      署名議員          18番     庄司憲三郎          19番     堀部 壽           2番     山田博康...